競技をはじめた頃から多少の怖さはあったものの、以前は普通に飛べていたのに、コロナ禍の影響で練習が休みになることが増え、久しぶりの練習のときに怖さが増していることに気づいたそうです。
その後、徐々に飛べなくなってきて、今では飛び板に立つと怖くて動けなくなるという話でした。
イップス状態にあるときの感覚
それがメンタル面のトラブルにより一時的にできなくなってしまっている。これは典型的なイップス症状です。
イップスに陥ると、競技の場面をイメージをするだけで、身がすくむような恐怖感や、胸のあたりがギューとなるような嫌な感覚が湧き上がります。
この感覚はメンタル面にトラブルが起こっているときのサインです。
イップスの原因を解消する①
また、潜在意識レベルにおける「自分は高所恐怖症だ」という思い込みも関わっていたので、これらをヒーリングで解消してみました。
すると、先ほどまで飛び板の上に立つ場面をイメージしただけで、怖さが10段階で7~8くらいは感じられていたのが、4~5くらいと半分近くにまで和らぎました。
イップスの原因を解消する②
これは着水に失敗するときのイメージが脳に焼き付いてしまい、固定化されている状態です。
この失敗イメージによる影響は、イップスに悩む人に必ずといっていいほどあります。
どんなに頭で思考を整理して自分を落ち着かせようとしても、体感覚レベルで嫌なイメージが焼き付いているので、なかなか恐怖感が消えないのです。
今回は、着水に失敗するイメージを解消、さらに「自分は飛び込み板に立つと怖くて動けなくなる」という思い込みにも反応があったので、こちらもヒーリングで解消しました。
イップス治療後はどうなるのか?
- イップスの程度
- 原因となる要素の数
- 基本的なストレス
- ベースにある価値観
- 練習環境
- 家庭環境
- 栄養状態
などに左右されるため個人差がありますが、今のところセッションを受けていただいた方の全員が初回から何らかの改善を感じておられます。
その場合、残っている問題に対して角度を変えながらヒーリングを繰り返し、徐々に問題を解消していきます。
イップス治療後の経過について
初回セッション後の様子をうかがうと、「以前より良くなったけど、まだ飛ぶのが怖い」ということでした。
ただ、詳しく伺ってみると、
- 簡単な技なら大丈夫
- 技の難度があがると怖い
という話だったので、高いところから飛び込むこと自体は大丈夫になったけど、ブランク明けの自信のなさ故に、難しい技にチャレンジするのが怖いという状態でした。
そのため、2回目のセッションはコチラの原因となっているものを解消することをテーマとしておこないました。
このように、改善具合に合わせてテーマを微調整しながらセッションを重ねていくと、ドンドン状態が良くなっていきます。
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