京都スポーツ整体院です。メンタル面の影響で本来のパフォーマンスが発揮できなくなるケースがあります。
その中でも、今回は筋肉量アップによるスピードへの影響について解説いたします。
今回は「何かパフォーマンス面で気になるところはある?」と聞いてみると、「もっとカラダの動きを軽くしたいんです」との相談を受けました。
●このページの目次
- カラダの動きが重たくなった
- 体重増加でスピードは落ちる?
- 思い込みはパフォーマンスを制限する
- マイナスをリセットすることの大切さ
カラダの動きが重たくなった
- 高校に入ってウエイトトレーニングを始めた
- 夏前くらいには筋肉量のアップを実感
- その頃からカラダが重くなった感じがする
ウエイトトレーニングで筋肉と体重がアップするにつれて、動きにキレがなくなり、ダッシュもジャンプも動きが重たくなってしまった。そのため、以前のカラダの軽さを取り戻したいということです。
そこで、施術前に、
- もも上げ
- 垂直跳び
をしてもらい、現時点でのカラダの軽さをチェックし、カラダの感覚を覚えておいてもらいました。
体重増加でスピードは落ちる?
これはトップアスリートの身体つきを見れば誤解であることがわかります。
陸上の短距離選手も、その他のスピードを求められる競技の選手も、スポーツの世界においては、ある水準以上のパフォーマンスを求めるのであれば筋肉量のアップは欠かせません。
もちろん、筋肉を増やせば何でもOKというわけではありませんが、適切な筋肉量アップによる体重増加なら、それだけで動きが重くなることはないでしょう。
では、Kくんの場合は、何が原因でカラダの動きが重くなっていたのか?
検査で調べてみたところ、原因は“筋肉をつける部位の問題”でも“筋肉と脂肪のバランス”でもなく、「思い込み」による影響でした。
思い込みはパフォーマンスを制限する
「思い込みが原因でカラダの動きが重たくなっていた」なんて言うと、明らかに怪しいですよね(笑)
しかし、これは事実です。
彼の場合、「筋肉がついて体重が増えると動きが重くなる」という潜在意識下の思い込みが、実際にカラダの動きにブレーキをかけてしまっていました。
また、カラダの動きが重いときのイメージも影響していたので、それらを特殊なテクニックでリセットしていきます。(5分くらいです)
そして、思い込みとイメージを解消してから、もう一度、施術前と同じ条件で垂直跳びをやってみると、、、
本人の主観においても、客観的な視点においても、明らかにジャンプの滞空時間が伸びました。(本人曰く高さもアップした感覚だったそうです)
続いて、もも上げも試してみましたが、施術前よりも軽く高く上がるようになり、本人も手応えをつかんでくれました。
マイナスをリセットすることの大切さ
スポーツの現場において、トップアスリートは言うまでもなく、中高生の部活動においても、ある水準以上のレベルで戦っている選手は誰しも努力を重ねています。
もちろん、そこには、
- 練習量の差
- 才能や資質の差
があるのも事実ですが、それと同じくらいに大切なのに見過ごされていることが「パフォーマンスをジャマする要因(マイナス)がある」ということです。
せっかくの努力に見合った能力が得られていない場合、パフォーマンスを邪魔している要因(今回で言えば、思い込みとイメージ)をリセットしていく、
いわば、「引き算の努力」の大切さに気付くことができれば、、、あなたのパフォーマンスはご自身が思い描いておられる以上のスピードで伸びていくでしょう。
効率よくパフォーマンスを向上させるためには、練習(プラス)を積み重ねるだけでなく、抵抗(マイナス)を取り除くことも大切です。
これまでとは違ったアプローチで、パフォーマンス改善を目指したいとお考えであれば、気軽にご相談くださいませ。
スポーツのパフォーマンスを改善させたい方は、京都スポーツ整体院のパフォーマンス改善コースをお申し込みください。
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