お子さんが中学~高校生の場合、お母さんが付き添って来られるわけですが、全体的に子どもを心配する気持ちが強い方が多いように感じます。
わが子が苦しむ姿を見るのがたまらなく辛い。以前のように競技復帰できるようになるのか不安。これまで一生懸命がんばってきたことを見てきただけに、なんとか助けてあげたい。
それゆえに、子どもを心配する気持ちが強くなるのだと思いますが、ただ皮肉なことに、母親の心配が強すぎると、かえって子どものイップス解消を長引かせてしまうことがあります。
母親がイップス解消のためにできること
もちろん、わが子がイップスに苦しむ様子を見て心を痛めるのは当然ですし、心配にもなります。ぼくも二児の父親なので、気持ちは痛いほどわかります。
しかし、それでもあえてお伝えするのは、親の心配ほど子どもの成長や回復を妨げるものはないからです。
子どもに対する心配というのは「この子は今の苦境を一人では乗り越えられない」という捉え方に根ざしています。
酷な言い方をすると、わが子を信頼できていないということです。
すると、子どもは親に信頼されていないという空気を繊細にキャッチし、より自信をなくしてしまいます。
医者や学者が何を言おうと関係ない。理屈ぬきで「あんたなら、大丈夫!」と子どもを信頼することが、本人にとって一番のチカラとなります。
もちろん、状況に応じて言葉の内容やタイミングには気をつけるべきですが、
基本的なスタンスとして、子どもを信頼できずに心配ばかりしているのと、子どもを無条件に信頼するのとでは、回復ペースに大きな差が出ます。
子どもの前に、親自身が整うことが大切
それに加えて強くオススメしたいのは、母親が心穏やかに過ごすことです。
子どもを無条件に信頼することができるのは、母親自身の心が整った状態にあるときだけです。
しかし、イップスに悩む子どもの母親は、
- 心配や不安が強い
- 自分に自信がない
- 夫婦関係ストレス
- 対人関係ストレス
などで、日常的にメンタルが乱れがちな方が多いように見受けます。
そういった心の乱れを解消し、心が満たされた状態になるほど、不要な心配や焦りは消え、子どもを無条件に信頼できるようになります。
お子さんの施術と並行して、お母さん自身のメンタルケアを大切にされることが、イップス解消の一番の近道です。
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